ルアー成形からセルロースへのドブ漬け
あけましておめでとうございます。
年始の休みを利用してルアー作成の続きをおこないました。
今回はまず前回切り出したバルサ材を削り成形しました。
カッターナイフ等である程度削ってからサンドペーパーで整える方が効率はいいのですが、カッターナイフで削りすぎてしまうのが怖くて#120のサンドペーパーで削って成形しています。
成形完了後に型紙でオモリの位置を書き込み、構造線を挟んで位置を決めてからギュッと挟み込んで構造線の跡を付けました。
40mm
45mm
書き込んだオモリの位置をポンチで繰り抜き、オモリと構造線を挟んでいきます。
45mmはオモリを3個、40mmはオモリを3個と2個にしてみました。
接着剤で貼り合わせました。
普段は4mm厚のバルサ材を木工用ボンドで貼り合わせているのですが、今回のルアーは平打ちでなく丸みのあるルアーにしたくて5mm厚のバルサ材で側面を曲線になるようにしたのですが、木工用ボンドだと接着後固定しないといけないのですが上手く固定できなくて瞬間接着剤を使って貼り合わせました。
瞬間接着剤だと貼り合わせたときにズレた状態ですぐに固まってしまうことがあり、貼り合わせてから状態を確認して修正が可能な木工用ボンドが好きなんですが固定具の改良が今後の課題となりました。
最後に薄めたセルロースへドブ漬けしました。
明日以降にセルロースへのディッピング作業へと移っていきます。
バルサ材 切り出し
しばらく期間が空いてしまっていたルアー作成を再開しました。
今回はルアーの素材のバルサ材の切り出しをおこなっていきます。
バルサ材へ型紙を貼り付けたものと、オモリの位置やアルミ箔の切り出し用の型紙です。
今回は45ミリと40ミリのルアーを作成するので2種類用意しました。
少し余白を残して切り出しをしたものです。
型紙を切り出し、オモリの位置をポンチで抜き取ったものです。
瞬間接着剤を薄くぬり補強していますが、あまり意味がないかも。
そしてオモリの穴の位置がズレていますね。
続いてサンドペーパーを板へ貼り付けたもので、少し残してあったバルサ材の余白部分を削っていきます。
黒い枠線までバルサ材を削り、このあと糊で貼り付けてあった型紙を水で濡らして剥がしましたのでまたバルサ材が乾燥してから削り出しをおこないルアーの形にしていきます。
ハンドメイドルアーの自作を始めて2年目に入ってもなかなか上達しませんが、1工程ずつじっくりとおこなっていくようにしています。
構造線
ルアーのアイになる構造線。
以前は柔らかめのステンレス線を使用していたが、最近は硬質ステンレス線で構造線を作成しています。
硬質ステンレス線の方が直線のキレイなのが作れるのだが、とにかく硬い。
上手く曲げらる方法をいろいろと調べてみたところ、ワイヤーループプライヤーなるものがある事を知り購入してみました。
先端が丸くなっていてアイの輪が作り易くなっています。
使い方もいろいろと調べてみて実際に構造線を作成してみたのですが、やはり難しい。
45㎜
40㎜
ワイヤーループプライヤーのおかげで以前よりは遥かにキレイに作れましたが、まだまだ改善点ばかりなのでこれから練習していかなければいけませんね。
次回はバルサの切り出しをおこないます。